ファストファッションからスローファッションへの提案 地球環境のために

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2000年台に入り、ファッションは今までとは様変わりし、
ファストファッションと呼ばれるファッション形態が主流になってきました。

ファストファッションは低価格ながらも最新の流行を取り入れた商品を、
短期間のサイクルで生産、販売するファッション形態です。

でも一見便利なファストファッションですが、ファストファッショによる
環境破壊は大きな問題を抱えています。

気軽にファストファッションを楽しんでる私達ですが、一度立ち止まって
考え無ければと思うのです。

ファストファッションの環境破壊

ファストファッションは今流行りの「サステナブル」とは両極に
位置づけられそうですが、すっかり定着した感があります。

サステナブルは地球環境を保全しつつ持続が可能な産業や開発のことを
言うようですが、ファストファッションは持続可能ではなく
2015年のイギリスの慈善団体「Barnado」による調査では、
一着の服は平均して7回着用されると捨てられている、
という結果が出ています。

ファッショナブル⇒安い⇒長持ちしない⇒捨てる
が繰り返され、
今後10年で世界で消費される衣料品は6200万トンから1億2000万トンに増えると
予想されています。

ファストファッションで使われる生地の繊維は、60%以上が化石燃料由来の合成繊維で、
そのため、これらの衣類は埋め立てられても分解されません。

ファッションはもっとも環境を汚染している産業のひとつだとされています。

世界中で排出されている廃水の20%、炭素の10%は
ファッション業界によるものだとされています。
炭素排出量に関しては、このペースだと2050年までに25%まで
増加すると予測されているのです。

又ファッションは環境を破壊するだけでなく、ファストファッションの労働問題も
過酷だとされています。

ファッションとは「力や声を持たぬ人々の労力に依存することで成り立ってきた産業なのだ」
産業革命以降、繊維業界は長い間搾取の時代が続き、
現代のアメリカでは賃金の未払いや労働の搾取に苦しむ移民が大勢いる。
ファッション産業において「バングラデシュ人や中国人、ベトナム人が
非人道的な労働条件に直面している」

と「ニューヨーク・タイムズ」は言っています。

ファストファッションは大量消費につながります。
流行の最先端を追い求めて何度も店頭に足を運び、低価格のため、
本当にお気に入りでなかったとしてもついつい購入してしまう傾向があります。

流行を取り入れた服は、直ぐに時代遅れになった感じがして、安かった分
簡単に処分してしまい無駄が生じます。

服に対する愛着は買ったときだけで、昔は例えば母から
「この服はこの色と形が大好きで大切に着ていたのよ。もう数十年になるわ」
という言葉を聞いていましたが、ファストファッションに関しては、
何年も大事に着用するという気持ちはないですね。

その上低価格商品ということで、捨てることに対して罪悪感をもつことは
殆どありません。

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ファストファッションを辞めるとファッションを楽しむことができなくなるの?

ファストファッションに親しんできた人たちは辞めると
ファッションて楽しめなくなるんじゃないかって心配があります。

でも以前はファストファッションではないスローファッションで
ファッションを楽しんでいたのです。

ファストファッションだけがファッションではありません。

外見だけでなくファッションの概念においても自分の信念を持つことが
大切だと思います。

自分がどう生きるか、自分の価値観にあった買い物を楽しみましょう。

モノを買うということは、そのブランドの方針に賛同することに繋がります。

だからこそ、どのブランドで買い物をするのかしっかり考えることが必要だと思うのです。

その企業がどのような信念を持っているのかを少しだけリサーチして
意思決定をおこなうことは、あなたのスタイルを作ることにもなります。

ファッションは自己表現のとても表しやすいものだと
思うのです。

ですからファストファッションでしか自己表現が出来ないと思うのは反対で
ファストファッションは迎合かもしれないのです。

スローファッションで地球環境を改善

個人が出来る事なんかたかが知れてると思うかも知れません。

でも一人一人がほんの些細な試みで大きな地球の改善が可能です。

食生活でもファストフードからスローフードへと言われていますが、
ファッションもファストファッションからスローファッションへの提言が
なされています。

少しでも環境問題を気にしているなら、誰もが簡単に出来ることで
貢献してみてはいかがでしょうか。

非常に小さな試みで環境を大幅に改善する方法は

1.素材選びです。なるべくリサイクル素材、オーガニック素材、天然素材の繊維を
選んでください。

2.生産背景をきちんと公開している企業から購入しましょう。

3.低価格の商品の裏側には低賃金で過酷な労働条件で働いている人たちがいることを
忘れず、地球に優しい、人に優しいお店をお探しください。

4.新しい服を買うことは最終手段に。

新しい服を買って環境汚染に貢献する前に、すでにあるもので代用できない? 
自分で作ってみるのはどうかな? あらゆる手段を検討してからにしてみませんか。

5.使い終わったあとまで責任を持ちましょう。

服を手放す方法もしっかり考えましょう。
埋め立て地へ大量に運ばれる合成繊維製の服は、大袈裟では決してなく、
20~200年は地中に留まることになります。

使い終わった服は寄付したりリサイクルしたり、
あるいはリメイクしたり。週末に家族や友人と服の交換会をするのも良いと思います。
そんな楽しみかたも新たな発見かも知れません。

おわりに

ファストファッションを選ぶ人々はこんなことを気にしながら
購入してる訳はないと思いますが、食生活においてのスローフードだけではなく
ファッションにおいてもスローファッションを選択する気持ちが
大切じゃないかと思います。

私達は地球環境に直面していることを忘れないようにしなければ
ならないと思います。

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