「消毒用エタノール」「消毒用エタノールIP」価格が違うけど新型コロナに効くの?

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今世界中に拡大している新型コロナ肺炎ですが、一般的な衛生対策としては
インフルエンザと同じような手洗い、うがい、マスクなどが推奨されています。

ノロウイルスのように消毒用エタノールが効かないということがなく
アルコール消毒も効果があることが分かって、手やドアノブなど様々な手に触れるところの
消毒に消毒用エタノールを買い求める人々で、マスク同様品切れを起こしてる
ドラッグストアも多いとか。

「消毒用エタノール」「消毒用エタノールIP」どう違うの?

同じ日本薬局方の商品で見た目もよく似ているにも拘らず価格が違う
「消毒用エタノール」と「消毒用エタノールIP」。

価格は「消毒用エタノール(500mL)」は希望小売価格(税抜)が1330円、
「消毒用エタノールIP(500mL)」は希望小売価格(税抜)が955円、
となっています。

どう違うのかよく分からず、価格が高い方が良く効くに違いないと思って
「消毒用エタノール」を購入した方も多かったんじゃないかと思います。

消毒用エタノールは添加物がはいってないので酒税が加算されている分だけ高いのです。
エタノール76.9~81.4vol%含有

消毒用エタノールIPはエタノールにイソプロパノールを3.7vol%を添加してあるため、
飲用不可能となり酒税が加算されてない分安価なのです。
エタノール76.9~81.4vol%含有

どちらもエタノール含有量は変わりません。

イソプロパノールは第二級アルコールの一種で酒税がかかりません。
イソプロパノール自体消毒効果がありますが、毒性はエタノールより2倍程度高く、
強い脱脂作用があるので手荒れが生じやすくなります。
「消毒用エタノールIP」のようにイソプロパノールを3.7vol%なら安全性も
消毒効果も変わらず少量添加することで安価になるのです。

エタノールは何から作られているの?安全なの?

消毒用エタノールも消毒用エタノールIPも含まれているエタノールは焼酎やビールと同じ
アルコールと同じエタノールで天然サトウキビから作られていて
安全です。

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無水エタノールと消毒用エタノールの違いは?

無水エタノールと消毒用エタノールの違いはその濃度にあります。

エタノールと言うのは国際化学命名法による呼び名で、エチルアルコール
と呼ばれるアルコールのことです。

エタノールはアルコールの高い順に

無水エタノール(99.5vol%…※1)、
エタノール(95.1~96.9vol%)、
消毒用エタノール(76.9~81.4vol%)
の三種類に分類されていています。

無水エタノールは言葉通り水分を殆ど含んでいません。
洗浄力が高く、あっという間に蒸発してしまうので、手指の消毒には向きません。

無水エタノールを消毒に使う場合は、精製水で希釈する必要があります。
〔約80mL量り取り、精製水を加えて全量を100mLにして使用〕

消毒用エタノールは無水エタノールよりアルコール濃度が低い分
直ぐに蒸発することがないので、その名の通り「消毒」に向いています。

値段が違っても「消毒用エタノール」も「消毒用エタノールIP」も新型コロナ肺炎に効果はあるの??

ウイルスはその構造からエンベロープのあるウイルス(エンベロープウイルス)と、
エンベロープのないウイルス(ノンエンベロープウイルス)に分けられます。

●代表的なエンベローブウイルス

・新型コロナウイルス
・インフルエンザウイルス
・ヘルペスウイルス
・風疹ウイルス
・エイズウイルス
・B型C型肝炎ウイルス

エンベロープウイルスは、アルコール消毒剤によりダメージを受けやすく、
新型コロナ肺炎のウイルスはエンベロープウイルスなので
アルコール消毒剤が効果を発揮します。

ですから「消毒用エタノール」も「消毒用エタノールIP」もどちらも
効果があるということになりますね。

おわりに

「消毒用エタノール」も「消毒用エタノールIP」も新型コロナ肺炎に効くことが
分かって頂けましたでしょうか?

菌が死ぬまでに15秒ほどかかるそうなので、すぐに蒸発しないように
たっぷり目にかけましょう。

手指やドアノブなどこまめに手や物の消毒に使い、感染対策に
頑張って使いたいですね。

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