百害あって一利なしの抗菌石鹸は現在安全仕様になってるのでしょうか?

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2016年アメリカにおいて1年以内にトリクロサンやトリクロカルバン等
19成分を含有する「抗菌石鹸」の販売を停止する処置を発表したことは
まだ記憶に新しいです。

日本でもそれを受け厚生労働省が同様の殺菌作用を有する成分が含まれる
「薬用石鹸」(医薬部外品)を国内で製造・販売しているメーカーに対して、
1年以内に代替品への切り替えを求めました。

何故抗菌石鹸は販売停止という規制になったのでしょうか?

2002年に米国医師会(AMA)は「抗菌剤入りの洗剤を
日常的に使うことにより、健康被害や耐性菌を生みだす
危険性がある」と既に警告していました。

一つには

普通の石鹸で十分菌を抑制できること。

その洗い方が重要で、手のひら、指の間、手首、手の甲、指先や爪の間など
しっかり意識して洗うことで大抵の菌は洗い流すことが出来るということ。

トリクロサン等の抗菌剤を配合せずとも、
一般的な石鹸で十分に菌を抑制できるということが明確になり、
あえて抗菌剤を配合する必要がないと判断されたということです。

二つには

抗菌石鹸を長期に渡って使い続けることにより、
菌に対して影響(抑制)のある成分が、人体に悪影響を及ぼさない
とは言い切れないという懸念があります。

また、抗菌剤を使うことで、耐性菌が増えるリスクもあります。

以上のことから規制が設けられたという訳で、

通常の石鹸よりけんより殺菌効果があるという根拠がなく、
長期使用で抗菌剤は新たな耐性菌を生み出す危険性があるからです。

トリクロサンの使用は石鹸以外にされていないのでしょうか?

規制対象となった殺菌剤(トリクロサン、トリクロカルバンなど19種類)
を含む商品は、石鹸、ハンドソープ、ボディーソープなどですが、
汗拭きシート、歯磨き粉、化粧水、シャンプーなどの
日用品には依然として使用されています。

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何故なら厚労省の通知は薬用石鹸に限定されたものなので、
汗拭きシート、歯磨き粉、化粧水、シャンプーなどの日用品は
対象外になっているからです。

トリクロサンは、経口・皮膚を経由して簡単に体内に浸透する性質
があります。

ミシガン大学の調査では90人中37人(41%)の尿・血液・鼻水・母乳などから
トリクロサンが検出されています。

母乳からも検出されているということは、母親から子どもの体内にも
移動してしまうのです。

石鹸類が規制されても危険性が巷に氾濫する抗菌グッズによって
さらに高まっていることになり日用品購入の際には、
十分な注意が必要だということになります。

いざ病気などになった時いつも抗菌グッズを使用していると、
菌に対して耐菌性が出来てしまっていて薬が効かないということに
なってしまいホントに怖いです。

殺菌剤(トリクロサン、トリクロカルバンなど19種類)に代わる抗菌剤は?

トリクロサンに替わって、各メーカーが使い出した抗菌・殺菌剤は、
塩化ベンザルコニウムという化学物質です。

塩化ベンザルコニウムの経口毒性は高く、10%製品の成人致死量は
10~30mLであるといわれています。

実際に塩化ベンザルコニウムを誤飲したことによる死亡事例が
少なくないそうです。

塩化ベンザルコニウムは消毒だけでなくカビに対しての殺菌効果、防腐剤
などの効果があるそうですが、ノロやインフルエンザなど
ウイルス全般・結核菌には効果がありません。

又この物質の安全性は不明なままです。

日用品購入の際には、どんな抗菌剤が入っているか十分な注意が必要だ
ということになります。

おわりに

確かに病原性大腸菌O157やノロウイルスの被害が広がり、
抗菌剤に注目が集まり、なんにでも薬用や抗菌の文字を
見かけることが多くなりました。

健康リスクばかりの抗菌・殺菌剤入の洗浄剤などやたらに
使わずにいたいものだと改めて思いました。

愛する家族を守るには「疑わしきは使用せず」に徹することかな
と思っています。

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