お正月、お餅を喉に詰まらせないために日頃から予防をしましょう!

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お正月には必ずと言っていい程お餅を喉に詰まらせたという
窒息事故の記事が新聞に載ります。

その度に苦しかっただろうなって心が締め付けられるような思いになります。

お餅を喉に詰まらせると

毎年1月は何と1300人以上もの方がお餅をのどに詰まらせて
なくなっているとか・・・その多くが高齢者だそうです。

食べたものが喉につかえたことは誰でも大なり小なり経験があると思います。
その時咳こんだり苦しかったと思いますが、
食べ物や飲み物が何かで詰まるとむせてしまいます。

むせることで気管に入ることを防いでいるのです。

お餅が食道ではなく気管を塞いでしまうと息が出来なくなり
酸素が身体に回らなくなり脳にも酸素がいきません。

脳は3分~5分でダメージを受け死に至ります。

そうです。お餅がのどに痞えると窒息する危険があるのです。

そのほんの3分~5分の間に詰まったお餅を取り除かなければ
なりません。

救急車も間に合いません。

考えただけで息が詰まりそうです。

何故高齢者はお餅を喉に詰まらせやすいのでしょう

その原因は大きく2つあります。

1つ目は⇒

お餅はそもそも伸びるし、ネバネバしているので嚙みきりにくく、
飲み込みにくく喉に張り付きやすい食べ物です。

ほかの食材なら、飲み込んだ時に誤って空気の通り道(気道)に入っても、
肺炎を起こす程度ですが、お餅は気道そのものをふさいでしまうのです、

2つ目は⇒高齢と言うことです。

高齢の方でも若い人と同じように飲み込むことに問題がない方はたくさんいます。

日常生活を送るために最低限必要な日常的な動作
「起居動作・日常生活の中で繰り返し行われる動作の移乗・移動・食事・更衣
・排泄・入浴・整容」であるADLに関してはとても個人差があります。

でも一般的には年齢が高くなるにつれて日常的な動作である食べ物を飲み込む
嚥下能力は段々低下していきます。

歳を重ねると知らない間に身体中の筋力が衰えてきます。

筋肉量は40歳くらいから低下します。筋肉を構成する筋繊維でみると、
その数は20歳代に比べ80歳代で半減するといわれています。

食べ物を飲み込むのにも色々な筋肉が動いています。

口や喉や舌も筋肉で出来ています。

その他歯も義歯や入れ歯になったりすると歯茎も痩せていきます。

すると噛む力も衰えます。

そんな悪条件が重なってしまうことで喉に詰まりやすくなるのです。

お餅を喉に詰まらせた時の対処法

万が一事故が発生したらまずは119番通報をし、応急手当として「腹部突き上げ法」と
「背部叩打法」が有効だと言っています。

お餅ばかりでなくこんにゃくゼリーを喉につまらせた事故が起きて
ニュースににもなりました。

詰まったからと言ってお水を飲ませるのはもってのほかです。

又「掃除機で吸引」という手段も推奨される場合もあるようですが、
ただし、これはとっても危険です。

掃除機による吸引は「衛生的問題」「口腔内、肺損傷など二次損傷の危険性」
があるとして推奨していない消防も多いという
(大学病院医療情報ネットワークの研究より)

さらに、専用の吸引ノズルを使わない場合では、誤って餅を押し込んでしまう
おそれもあるようで怖いです。

実際、日本医師会も、衛生面に加え、スイッチを先に入れてしまうと
舌を吸い込んでしまう可能性があることなどから、
掃除機を利用するのは「最後の手段」としています。

実際高齢者施設にはレストランに吸引機用の掃除機を
常備しているところもあるようです。が使わないに越したことはなさそうですね。

お餅を喉に詰まらせない為の予防法

そんな危険を含んでるお餅食べない方がいい気もしますが、
やっぱりお正月くらいお餅を食べたいと思う方は
多いことでしょう。

お餅を食べる時に気を付ける事

・できるだけ姿勢を正す

・食べる前に水分を適度に摂取して飲み込みしやすい環境にする

・お餅は小さく切っておく

・よく噛む⇒「よくかむと唾液が出て口の中が湿り、くっつきにくくなります」

・ネバネバが少ないお餅を選ぶ⇒もち小麦、うるち米を使ったお餅など

・ひとりで絶対に食べないようにする⇒詰まってしまったら致命傷になってしまいます。

普段から気を付ける事

喉に詰まる事故を避けるため本人も日頃から気を付けることは、
舌や口腔内の筋肉を日頃から鍛えることがとっても大切なことです。

・「あいうべ〜体操」⇒「あいうべ〜」と大きく口を開けながら声に出して
言ってください。

舌と口周辺の筋肉が鍛えられます。
この「あいうべ〜体操」をすることで口呼吸を止め、口内の乾燥を防げるため
病気にもかかりにくくなります。

・「パタカラナー体操」⇒飲み込む機能を維持します。食前が良いようです。

「パパパパ…」「タタタタ…」と続けて10回ずつ行います。

「大きな声を出しながら行う方が効果的ですが、恥ずかしい方は
小さな声でもいいから楽しみながら毎日続けることが大切です。

この「パタカラナー体操」を好きな曲に合わせて歌うと、
高齢者の方と一緒に楽しみながらトレーニングすることもできます。

例えば、舌の付け根を鍛える「カ」のトレーニング方法として、
カラスの歌を「カ」だけで歌います。

メロディーが分かっていれば歌詞がわからなくでも歌えるので、どなたでも
楽しんで続けられそうです。

例えばに「パ」は、ゾウさんの歌、「タ」は、カエルの歌、
「ラ」はチョウチョの歌、「タ」はチューリップの歌などのメロディに
合わせて歌ってみては。

おわりに

お餅だけではなく食べ物全体に言えることですが、特にお餅は
ネバネバしている分喉に詰まるとホントに怖いです。

家族などの周りの方は、高齢者がよくかんで食べているか、
無理に飲み込んでいないかなどに注意して見守り、
声を掛けるようにしたいです。

嚥下能力が低下している場合は、同時に咀嚼能力も低下していると考えられるので
必要に応じて柔らかく加工したり細かく刻んだ食物を用意する必要があります。

そして、食事をする方のペースに合わせた食事をしてもらうことが大切です。
また、箸でうまく食べる事ができなかったりする場合には、
スプーンやフォークを利用して食べやすくすることも大切です。

80歳以上の高齢者と、医師から嚥下機能に問題ありと言われている方は、
とっても残念ですが、お餅を食べないことをおすすめしたいです。

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